あと、10/18の記事で、「新GT-Rはパドルシフトじゃない」と記述したが、ちゃんとありました。そうだよなあ、ないわけないよなあ。マグネシウム製のシフトレバーは、ポッキリいっちゃいそうな360モデナのそれに比べて実に無骨である。ただ、僕みたいに手が汗っかきの人間には滑りやすいかもしれないが。
ボルグ・ワーナー製シックスプレートデュアルクラッチの直結制御により、アクセル操作だけで駆動力をコントロールできるというトランスミッションは、エンジンの後ろではなく車体の後ろに配置され、前後重量配分のバランスを取っている。しかし、現在の日産の技術を全部突っ込んだというだけあって、今までのどの車とも共通点がほとんど見出せない「異様な」作りである。さて、今回ゴーン社長が提唱した「誰でも、どこでも、どんなときでも乗れるGT-R」なのだが、これは運転の力量を問わず、どんなコンディションの路面でも、用途を問わず乗れるという、「全方位型スーパーカー」を作ったということなのだろうと思うし、それは成功したのだろうとも思う。ただ一つ、どうしても許せないのが、従来のGT-Rにあった「改造はいけませんよぉ、ここをこうしたらこうなるようになってますけど、でも改造はいけませんよぉ」という、本音と建前の使い分けメカニズムではなく、完全に改造を拒否しているのである。特にタイヤのインチアップをさせないためのこの処置は、頑固過ぎないか?車体下部に空気整流のために取り付けられたアンダーカバーを、取り外さないと何にもできないということらしい。つまりオイル交換もディーラーでやらなくてはいけないし、しかも25.000円って何だそりゃ!!あと車検もそうだ。たとえばユーザー車検をやったとしたらこのクラスなら重量税と検査手数料と自賠責でもだいたい9万くらいに収まる計算だが、GT-Rの場合、このアンダーカバーの脱着のためディーラーへ持ち込まないといけないらしく、持ち込んだ時点ですでに20万。タイヤ交換に至ってはホイールからはずすときはタイヤをカットしなければいけないようになっているらしく、スタッドレスを買うときはホイールも抱き合わせで買わなくてはいけないし、ホイールをサマータイヤとスタッドレスで兼用するとリムに傷がつくという。これは非難の声があがるんじゃないだろうか。少なくとも、「誰でも」の敷居が高すぎる。
それでも欲しいんだけどね。
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