2008年2月24日アーカイブ

フェラーリジャパン「日本人金持ってまーす!今まで30年間コーンズに売りつけて儲かったと思ってたらコーンズはもっと儲けてましたねー♪だから私たち今度は自分で売ってもっともっと儲けまーす♪」

と言ったかどうかは知らないが、フェラーリが今年の7月に日本法人を設立することとなった。

そうなるとコーンズはフォルクスワーゲンとアウディの輸入権を失ったヤナセと同じく凋落の一途を辿る目に遭うこととなるのかなあと一瞬思ったが、たぶん違う。

フェラーリF430外車には「輸入」と「販売」がそれぞれ別業務としてあるため、これを独占していると非常にボロいのだが、「輸入」を本家に取られてしまうと「販売」にうまみがない。

しかし、フェラーリの場合その「整備」の特殊さと、パーツの調達のノウハウが不可欠である。ましてやディーラーであるコーンズ以外にフェラーリの整備に手を上げる整備工場はそう多くはない。僕のいた会社はフェラーリはコーンズを凌駕するくらいのノウハウを持ってはいたが、それでもパーツはコーンズから買っていた。

だからコーンズは、意外と慌てることなく「整備」に業務を特化して行くだろう。7000円から15000円と言われる時間工賃を倍にして、「パーツの値段も跳ね上げちゃおうかなあ、跳ね馬だけに♪」とか言いながら。

安直さに腹を立ててはいけない。このドンブリ勘定的な値段のつけ方こそがコーンズの、いやフェラーリのフェラーリたる所以なのだから。

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