2008年10月 6日アーカイブ

フェラーリ コンセプトバイク「イタリアにはドゥカティがある以上、フェラーリが2輪車の開発に乗り出すことは100万年経ってもありえない」という言葉があるという。
実際には「フィアットがそもそも許さない」とか余計な言葉が付くんだろうけど、大筋では真実なんだろうと思う。

ただ、プライベーターでカスタムバイクを作ったり、設計して楽しんでいる人は世界中にたくさんいるみたいで、ディノのV6とか308のV8を無理矢理押し込んだバイクというのは存在する。絶対乗りたくないな、いろんな意味で。

フェラーリ・コンセプトバイク
イスラエルのAmir Glinikというデザイナーが、コンセプトモデルとして、新たなフェラーリのバイクを考案したのがこれである。パッと見は完全にアリクイみたいだし、座り心地悪そうだし極端な前傾姿勢強いられそうだしホイールベース長くてまったく曲がれないだろうし、色々と困った感じだ。

しかし、メカに関して言えば文字通り机上の空論らしく興味深い発想になっている。



まずフロントのエアインテークは走行中はエンジンの冷却に開放され、止まるときはこれが魚のエラみたいに一斉に閉まって、空気抵抗による制動性を高めるという。空気抵抗による制動って、いったい何100キロで走らせるつもりなんでしょうかこの人。

フェラーリ・コンセプトバイク
そしてエンジンはエンツォの12気筒を4気筒にしたものを搭載してドライブ・バイ・ワイヤで制御する。ドライブ・バイ・ワイヤというのは、戦闘機の操舵システムであるフライ・バイ・ワイヤの応用で、スロットルバルブをケーブルで開閉するのではなく、電気信号で制御する。

ただし、このシステムの欠点としてスロットルがアクセルに直結していないため、故障したときの挙動が体感できないという点が挙げられるのだが、基本的にスロットルの開閉に体力が必要ないという利点は運転面の向上には大きく貢献すると思われる。
フェラーリ・コンセプトバイク

絶望的に燃費の悪そうなバイクなのでタンクは相当大容量のものが載るはずなのだが、これで見る限りではどこにあるのかもわからない。本来タンクがあるであろう場所にある黄色い部分がメーターで、タッチパネルを採用するようだ。

運転しているときにグローブ越しにどうかとか、雨の日はどうするんだとかそういうことは言ってはいけない。




ちなみに黒いタイプになると、雰囲気がガラっと変わる。こっちの方がかっこいいかも。
フェラーリ・コンセプトバイク

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