水のカイエン砂のトゥアレグ ~ドイツの異母兄弟~
高級さを標榜しているとはいえ「サハラ砂漠の遊牧民」の名を冠するだけあって、トゥアレグも早くからラリーなどモータースポーツには積極的に参加しているが、いかんせん善戦止まりが続いている。
こんなムチャクチャに剛性はあるけど乗ってる人間はひとたまりもなさそうなスケルトンの溶接跡をひとつひとつ見ていると、トゥアレグがそれでも本気でラリーカーとしての付加価値を求めて挑戦を続けているのはよくわかる。
一方兄貴のポルシェの方は、フォルクスワーゲンからビートルの特許料という莫大なスネをかじり続けてモータースポーツの世界で何十年も遊びほうけていただけあって、これまでサーキットを走っていたのを、いきなり名前からして過酷そうなシベリアに大挙して乗り込んであっさり圧勝してしまうわけだ。なんかマジメな弟が、遊び人の兄貴のマネしてシャツの襟を立てて歩いてる痛々しさみたいなものすら感じる。
とは言え、決して素質のない車じゃないからねえ。まあぼちぼちやるさ。
ところであんた何にでもソースかけるヤツってどう思うよ。俺こないだ定食屋で餃子にソースかけてるヤツ見かけてぶん殴りそうになったよ。うん。
と言ってるか言ってないかは知らないが、今年中止になったダカールラリーは、来年ブエノスアイレスをスタートして南米アルゼンチンとチリで行われるという。南米の地を駆けるトゥアレグは文字通り捲土重来を期しているだろう。
おまけ
「自称」高性能&高級SUVを標榜しつつも、
アメリカで「安全性に問題あり」と言われてしまった遠縁の親戚
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