2009年1月 9日アーカイブ

日産にとってGT-Rという車が、矜持そのものであることは言うまでもなく、どんなアホみたいな車を作ることがあってもGT-Rだけは、排ガス規制だの石油高騰だのスポーツカー冬の時代だのをまったく無視して気合入れてとんでもないのを作るのが日産である。「僕もよろしく」って感じでZもいるけど。

日産GT-R spec V
日産GT-R spec V

そして歴代のGT-Rには必ず「反則バージョン限定車」が存在する。ただでさえ化け物なのをさらに手負いにしたような手のつけられない恐ろしい車を「その時代最強の国産車」として出すのだ。32RのVspec、33RのNISMO400R、34Rのnurがそれである。



日産GT-R spec V
特にNISMO400Rなんて、こんなの市販しちゃいけませんってくらいの車で、最高出力280馬力規制の時代に平然と「最低でも常時400馬力保証だから400R」なんて車だったんだから、いかに日産がGT-Rという車に会社としての矜持を賭けているかがよくわかる。ただ社運は賭けてはいけません。


日産GT-R spec V
そこで今回の35Rが出たときも、誰もが当たり前のように「反則バージョン限定車」を出すものと思っていたら、やっぱり出た。日産R35GT-RスペックVである。

元々ブースト1.4キロでポンと500馬力出るような化け物を、さらに手負いにして手を付けられなくしたような車にして限定発売するっていうのはもはや日産のお家芸となっており、今回もすっかりゴジラみたいなGT-Rに仕上がっている。

日産GT-R spec V


 

うわー…さっそくですが後部座席がありませんこの車。
何と言うかなりふり構わずって言うか。






日産GT-R spec Vエンジンは意外にもノーマルのGT-Rとほとんど変わらず、最終減速比も同じらしいのだが、この車の武器は、「80秒のスクランブルブースト」があるということである。

3500~5000回転の中速トルクをドカンと効かせる超ハイギアードブーストである。ただしジャンプはできませんよマイケル。



つづく

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