タタから仕事をもらってF1を作ろう ~キャパロT1~

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公道を走れるフォーミュラカーと言えば、その昔YAMAHA OX99-11というのがあって、当時ブラバムとジョーダンに実際に供給されていたV12、3.5リッターエンジンを搭載したものが発売されるはずだったのに、バブルの崩壊と一緒にその話もなかったことになったのはもはや歴史の彼方なわけだが。
キャパロT1
ちょうどその後あたりから、ヨーロッパの方ではそういう試みが
活発に行われるようになったわけだが、そういった車作りになると俄然張り切るのが、
車を工業製品じゃなくて民芸品感覚で作るイギリスという国である。

キャパロT1
カワサキZZR1200の直列4気筒をベースにインジェクション化したラディカルSR1という車が少し前に登場したが、そういやあれもイギリスの車だった。

そしてこのキャパロも、会社自身はわりと堅実でインドのタタからnanoのOEM生産を請け負ったりしている。そうして稼いだ金をこういう道楽につぎ込んでいるわけなのだが、見れば見るほどまんまF1にフェンダーとライトをつけただけのデザインである。


キャパロT1
またギアボックスとかステアリングラックなどに目一杯カーボンどころかマグネシウム合金まで使って軽量化を図っているため、乾燥重量はわずか470kgで3.5リッターV8エンジンは最高出力500馬力だからパワーウェイトレシオは1kg/psである。

1である1!
もうこれは完全にレーシングカーであり、これに比べたらエンツォとかがレーシングカーを名乗るなんざヘソが茶を沸かすってもんだ。

キャパロT1
 

0-100マイルが5秒、最高速度が200マイルって言う数字はアルティメットエアロTTの400km/hオーバーよりも、はるかにリアルな数字なわけなのだが、こういう車の(世に出ることのなかったOX99-11は別として)元祖である、マクラーレンF1に比べると、評価が分かれるんだろうなと思っていたら、実はこの車を作ったのもゴードン・マレーだったというオチがついていたのでした。

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このページは、kanazoが2009年2月15日 01:18に書いたブログ記事です。

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