赤い皇帝の復活~シューマッハ再び~

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ミハエル・シューマッハ赤い皇帝が復活するらしい。
と言っても、中国で鄧小平が生き返るという話ではない。
 
気力や体力を充分に残して、早めに引退したのはいいが、人生を楽しむと言っても、長年レースの世界しか知らず、俗世間では単なるお金持ちの中年男性なものだから、結局ヒマをもてあましてしまい、公道でタクシー運転してスピード違反で捕まったり、バイクのレースで怪我したりと、優雅と言うよりは微妙につまらなそうな引退生活を送っていた、ミハエル・シューマッハがF1に復帰するそうである。

ことの起こりは、先日のハンガリーGPにて、現在のフェラーリのドライバーであるフェリペ・マッサが予選走行中に事故に遭い、戦線離脱を余儀なくされ、困り果てたフェラーリチームが、自分たちのスーパーアドバイザーであるシューマッハに白羽の矢を立てたわけだ。
 
フェラーリからのオファーに、シューマッハのマネージメントは渋い顔をしていたらしい(そりゃそうだろうなあ)が、当のシューマッハはいそいそとヘルメットとスーツをカバンに詰めて、スキップして飛行場へ向かったらしい。
(文中後半に大幅な誇張あり)
 
そういやマンセルの復帰も、本人が一番嬉しそうだったっけ。

ミハエル・シューマッハ

「いやあ、マッサがとりあえず命に別状なくてよかったわぁ。あとはこの赤い皇帝の俺に任せてゆっくりゆっく~~り休んでいてくれよぉ!むひひひひひひひひひ」

と言っているかどうかはわからないけど、とりあえずマッサが命をとりとめたことと、自分のF1の復帰はシューマッハにとって両方嬉しいことなのは間違いない。

だってヒマだったんだもん。

70年代の後半からF1を観ていた者にとってシューマッハという男は、セナの晩年から頭角を現した天才で、セナの死後に圧倒的な才能と強さでもって皇帝の称号を手にしたあとも、どうしても「若き天才」時代のイメージがぬぐえない。

そして天才とはえてして無邪気なものだ。シューマッハは引退したことによって、手放さざるを得なかったF1というおもちゃを今、再び手にするのだから、どれほど上機嫌なことだろう。そこに悲壮感などあるわけもなく、だからブランクがどうのとか余計な心配せずに「きゃっほー!」と観衆も一緒に喜べばいいのだ。

スクーデリア・フェラーリ

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このページは、kanazoが2009年8月 1日 23:28に書いたブログ記事です。

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