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ポルシェ918RSR
にょっきりと顔を出したこの車の名前は、ポルシェ918RSRである。

数年前からHV自動車は世界の自動車勢力図を塗り替え始め、日本メーカーは真っ先に、アメリカメーカーは斜め上に、イタリアのメーカーはいつも通り適当に、この新しい技術の開発に勤しんで来たわけなんだけれど、ついにポルシェがハイブリッドの、しかも競走車両を出してきた。

真打登場ってとこですか。


ポルシェ918RSR

ベースは去年の3月に発表された918なんだけど、なんというかゴツさが半端じゃない。
「もっとも機能的なデザインがもっとも美しいデザイン」というのはドイツの物づくり哲学で、そこには「美しければすべて良し」的などこぞの国の赤い車メーカーなんざ蹴散らすような固さが垣間見えるわけだが。



ポルシェ918RSR
エンジンは直噴のV8で最高出力563馬力を発生、最高回転数は10,300rpmというのはポルシェのこのクラスとしてはまあ普通。いやすごいんだけどね。そしてこの助手席に置かれたものは地球を破滅に追いやる爆弾ではなく、フライホイールアキュムレイターと言って、ブレーキング時にこの中で蓄えられた電力を前輪についた2個のモーターに送って各々に75kwのおまけパワーを与える。そして最高出力は最大で8秒間767馬力を叩き出すと言う。まあこわい。

ポルシェ918RSR

モータースポーツにおいて電動モーターがガソリンエンジンに勝る点は、モーターはパワーカーブというものが存在しないというところである。つまり理論上はアクセル踏めば即最大トルク発生というわけだから、グリップさえ何とかなれば、死ぬようなロケットスタートが可能なのである。なんたって最大36.000回転するそうだから。



ポルシェ918RSR
ただこんなのが運転しているそばでぎゅお~ん!と36.000回転されると怖いと思う。1秒間に600回転する"何か"を隣に乗せてフルブレーキするのは同じ速度でグリップを失うのと同じくらい怖そうだ。あとこのエンジン部分ここから見てると何だかゾイドみたいだ。荷電粒子砲で前を走る車を破壊するんだろうか。なんか破壊どころか蒸発させそうだけど。

ポルシェ918RSR
とまあ、そんなポルシェの最新鋭HV車でした。
今年もぽつぽつ更新して参りますのでよろしく。

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